マーラー 2枚組
交響曲第6番イ短調『悲劇的』
指揮:ヴァ-ツラフ・ノイマン
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1995年1月23-26日
プラハ『芸術家の家』ドヴォルザーク・ホール
巨匠ノイマンが最晩年にレコーディングした至高のマーラー・サイクルの頂点ともいえる交響曲第6番です。このレコーディングの数ヶ月後に他界したノイマンの精神が、この演奏の細部にまで宿っています。互いに敬愛を寄せるマーラーとノイマンとチェコ・フィル。そのすべてが完全に昇華された極みの演奏。もちろん、チェコ・フィルの顔と呼べる、唸るホルン・セクション、法悦するミロスラフ・ケイマルなど聴き応え満点です。マーラーのCDが溢れている現在においても尚、評論家・宇野功芳氏がこの楽曲のベストの一つと賞するほどの名演奏、名録音です。
音楽評論家:宇野功芳氏
「ノイマン最晩年のチェコ・フィルとの演奏はどれも凄かった。穏健派の代表のような指揮者だが、ひびきも表情も濃密を極め、最高の充実度を誇っていたからである。この第6番も力ずくではないのに音楽の意味が痛いくらいに迫り、各楽器のさばき方は魔法のよう。マーラー独自の鮮やかな音彩を保ったまま常に深い内容を湛えた棒は神技。オケの美観と雄弁な表現力もベストだ。」
マーラーの楽譜から渦巻く情念を振り落とし、これほど純粋に音楽の精髄を掬い取った解釈があっただろうか。ここにはノイマンが最晩年に到達した枯淡の味わいがある。燻し銀の音色で巨匠の遺産に不滅の価値を与えるチェコ・フィルの演奏も非の打ちどころがない。
これこそ桁違いの名演。 冒頭からしてノイマンの気迫あふれた指揮は異次元空間を作り上げている。 全体を通して力強い演奏であるが、その内には人間の悲哀が篭っているように感じる。 そういう意味で「悲劇的」要素も充分に表出していると思う。 これを聴いてしまうとブーレーズやギーレンのやっていることなぞは児戯に等しくさえ感じてしまう。 まったくもって素晴らしい。これは音楽史上燦然と輝く金字塔である。
国内盤、帯付き(背表紙色褪せ)
盤面disc1に微すれありますが再生問題無し
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